下ごしらえ方法を知らない人が多いのでどんどん安くなる
下ごしらえ知らずに敬遠する人が多いので「魚のあら」いつもこんな感じでタダ同然。
「魚のあら」ほど安くて、美味しくて、栄養満点な食材なかなかありませんからね。
スーパーで見かけたらまとめて買って下ごしらえしてストックがおススメですよ♪
今回は「タイのかぶと」
通が一番好んで食べるという「ほほ肉」や「かま」だけを食べれる実は結構ぜいたく品♪
赤身の魚よりも下ごしらえはさらに簡単ですよ~。
下ごしらえの基本「臭み取り」
ここでいつものお約束です!
水洗いをして「ドリップ」(生の状態で下にたまっている臭みの元になる汁です)を洗い流しましょう。
肉・魚問わずこの作業をすることで臭みの元となる灰汁(アク)が出なくなります。この後に調理中に出る灰汁(アク)のようなものは旨味や栄養の元ですから、気にならない方は取り除く必要はありません。
ちなみにこのドリップを洗っても大切な旨味まで逃げることは無いのでご安心を♪
これさえできれば臭みの半分はなくなります!
タイのかぶとは血の塊が残っていたりするので取り除いておきましょう。
白身の魚は「塩」で臭み取り
赤身の魚と違って「塩」だけ十分臭み取り除け、美味しい下味まで付きます。
魚の身の重さに対して
塩1%~2%
混ぜ合わせてなじませたら、
霜降りしてウロコを取りつつ水で洗い流して臭み取りも完了です!
あら炊きの味付けは以下の通り
料理酒 大さじ2
本みりん 大さじ2
濃い口しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1
水 1カップ(180cc)
始めにお酒、本みりん、水を入れて一煮立ちしてから5分程度煮込みます。
「一煮立ち」とは沸いたところに材料を入れて再び沸くまでのことです。今回の場合は再び沸いてから5分程度煮込みます。
その後に砂糖と醤油を入れてさらに一煮立ちしたら2分くらい煮込みます。
タイのかぶとを先に器に盛るのが煮崩れないコツです
先にタイのかぶとを器に盛って、たれを別に煮詰めてから上からかけると煮崩れしなくておススメです♪
とろみは水分を蒸発させた分だけとろとろになります♪
実は煮付けやあら炊きの「とろみ」はどれくらいの水分が残っているかで決まります。とろみが好きな人は煮詰めるか、初めから水分を少なくするのがコツですよ