ママの料理がさらに美味しく♪
安い!ヘルシー!美味しい!と鶏むね肉で料理を作りたいという方は多いですよね。
だけど、パサついたり、硬くなったりして美味しい料理に仕上がらないと悩む方が後を絶えません。
あまり手の込んだことをするのは大変だし、簡単に美味しく作りた~い!って思いますよね。
そんな鶏むね肉を簡単な素揚げ調理でやわらかく美味しく変身させてちゃいましょう♪
この調理法は低温調理の応用ですが、とても簡単でどこのおうちでも誰でも作れちゃいます。
※うちのさんちゃんの専門分野で、初めて教えてもらったときは感動ものでした。
お好みの調味料で手軽に作れて、冷めてもやわらかいので冷たい料理にも利用できる万能調理法です。
どんな料理にも使用できるのでママの料理がワンランク上に上がること間違いなし!
ママ力、女子力、嫁力をあげるとっておきの方法なんですよ~♪
下準備しましょう♪
パサつきやすい、鶏むね肉(皮あり・皮なし)、ささ身肉などの部位に使用するのが効果的です。
まずはお肉は水で洗って肉から出たドリップ(生のお肉から染み出ている汁のことです)をサッと洗い流しておきましょう!
何故なら、こうすることで灰汁(アク)の原因となる臭みを事前に取り除くことができます。旨味まで逃げたりしませんのでご安心を♪^^この後に調理中に灰汁(アク)のようなものが出てもそれはもう旨味の固まりなので捨てたりする必要はありません。
カットしましょう♪
好みの形にカットしますが、おススメは胸肉なら振袖(ふりそで│手羽元に近い部位でもも肉に似た感じの弾力のある部位です)から斜めにある程度厚みを付けて切るのがおススメ。
厚さは2cm程度、薄すぎると固くなりやすいので注意です。
今回は一番大きめにカットして、そのままステーキのように食べられる形ですが、料理に合わせて棒状にしたり、一口サイズにしたりしてもかまいません。
その場合でも太さや大きさを2cm程度に合わせるのがコツです。
厚さや太さをそろえないと後で加熱ムラができるので注意です!
鶏肉の筋の方向などはあまり細かく気にする必要はありません。
※画像の感じでだいたい筋を断ち切る方向でカットすればOKです。
下味をつけましょう♪
ボウルや袋に材料を入れたら、
鶏むね肉2枚程度に対し
塩 小さじ1/2
醤油 小さじ1
料理酒 小さじ1
片栗粉 大さじ1
を加えてよく混ぜ合わせます。
※塩だけでも十分美味しいですが、お酒や醤油で少しだけ味と香りをつけています。お好みでショウガ、ニンニク、コショウなどを入れても良いですが、他の料理に入れるならここでの味付けはシンプルな方が良いと思います。
油で揚げましょう♪
鍋に食用油を2cm程度の深さで用意して、中火で加熱します。
※普通の揚げ物より温度は低く、150℃~160℃くらいで十分です。
この時、油の温度が上がっている途中で早めに肉を入れましょう!
低温から加熱することで油跳ねを防いで、キッチンが汚れにくくなります!さらに半蓋をしながら、時々裏蓋に付いた水滴を取り除きながら揚げればほとんど油は跳ねません。(キッチンを汚さないのが基本で♪)
温度が上がってきてから(シュワシュワと気泡が出てから)表2分、裏1半分、合計3分半揚げたらバットなどに上げて油をきりましょう。
※切り身が薄くなったなと思ったときは表1分半、裏1分くらいでもOKです。
後は2~3分余熱で火が入るので、これだけで驚くほどフワフワやわらかの鶏むね肉の素揚げが完成します。
完成です♪
この後はそのまま食べてもよし、野菜炒めや中華料理に加えても良し。
各料理の出来上がりに混ぜ合わせるだけでOK♪
これ以上、火を加える必要はありません!
これ以上、加熱すると縮んで固くなってしまうので注意!
野菜との煮物などでも、野菜が煮えた後にかるくからめて器に盛るだけで完成です♪
鶏むね肉は煮込まないのが基本ですよ~。
さらに…
カットした時に肉が透き通っていたら過熱が不十分です!
厚みや時間を調整して自分なりのやりやすいところを探しましょう。
また肉が固いと感じたら逆に過熱しすぎです!
厚みが薄すぎるか、時間を短くして調整しましょう。
冷たい料理には冷蔵庫で冷やしてから、お好みの大きさにカットして使えばしっとりやわらかな鶏ハムになります。
衣があるので水分や旨味が逃げずにしっとりやわらか。それなのに片栗粉の薄い膜の衣なので油はほとんど肉に残りませんから、健康に気を使っている方にも安心です♪
冷凍して保存できます♪
冷凍保存もできますので、まとめて調理してラップなどで包んで冷凍しましょう。使用する時は自然解凍して料理に混ぜ込むだけの簡単調理。電子レンジでも解凍できますが過熱しすぎには注意です。